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マツダ、防府工場でのトランスミッション生産累計2,500万基を達成
マツダ株式会社は本日、防府工場中関地区(山口県防府市)で生産している自動車用トランスミッションの生産累計が2,500万基を達成、あわせてグローバルに好調な「マツダアクセラ」や「マツダプレマシー」の需要増に対応するため本年10月から前輪駆動用のオートマチック・トランスミッションの生産能力を従来の65万5千基から76万4千基に増強することを発表した。なお生産累計2,500万基は1981年12月に同工場でトランスミッションの生産を開始して以来、24年9ヵ月での達成となった。
防府工場中関地区は1981年12月にフォード社向けオートマチック・トランスミッションの生産を開始し、1982年9月よりマツダ向けにマニュアル・トランスミッションの生産を開始した。2,500万基の内訳は、マツダ向けが1,300万基、フォード社向けが1,200万基である。
マツダは2,500万基達成を記念して、本日防府工場中関地区でセレモニーを開催した。同式典に出席した山木勝治専務執行役員(生産・物流担当)は、「防府工場のトランスミッション生産累計2,500万基達成という大きな成果を生み出したみなさんの努力、協力、現場力を誇りに思います。併せて、常日頃より防府工場にご協力くださっている関係者の皆様に感謝の意を表します」と挨拶した。
また「今年10月には、前輪駆動用のオートマチック・トランスミッションの生産能力を、年間65万5千基から76万4千基に増強します。現状に満足することなく、常に高いレベルを目指していく姿勢をつらぬき、中関工場をマツダグループの中で、さらには全世界で圧倒的な存在感のある工場になるよう、全員で邁進しましょう」と述べた。
防府工場は、中関地区で1981年に自動車部品の生産を開始した後、1982年に西浦地区に現在の第1工場を建設し、車両生産を開始した。その後1992年に、環境保護・地域社会との調和および労働環境への対応に配慮した「ひとにやさしい自動車工場」をコンセプトに、西浦地区に第2工場を建設し車両生産を行っている。2006年7月には西浦地区の車両生産累計が700万台を突破し、現在も「マツダアテンザ」と「マツダアクセラ」をフル操業で生産している。 <防府工場の沿革>
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